Q.他所の日蓮宗寺院で、お題目を書いてもらえない事がありましたが、神社や他宗のご朱印などを受けているご朱印帳に南無妙法蓮華経を書いてもらえますか?

A.ご安心ください。神社や他宗寺院をご参拝されたときに受けられたご朱印帳であっても、当山の現住職は、お題目の南無妙法蓮華経をお書きしています。

ご指摘のように、同じ日蓮宗や法華宗など日蓮門下関係寺院へお参りされた際に、神社や他宗寺院のご朱印を受けられた帳面にお題目の南無妙法蓮華経を意図的に書かれない僧侶も確かにいると思います。また本山のような大きな寺院で、行列、待ち時間ができるほど大勢の方にご朱印を求められるような寺院では、混雑状況次第では、「妙法」の二文字が書かれただけの所もあるかと思います。

その時の状況にも左右されると思いますし、またその書かれるお方のご信仰とお考えがあっての事であると察します。
かつての社会風潮から、こうした場合にはこのようにすべきと教えられて、そのように対応していた僧侶が少なくてもいたようです。決してそうした僧侶が悪いのではなくその時代の表れがあったということに過ぎないというだけのように感じます。

当山の住職は、教義に基づくお題目の教え南無妙法蓮華経のご信仰は決して狭く小さな世界観ではなく全てを包み込む大きな世界、実相観を踏まえています。そしてお釈迦様と日蓮大聖人のお心に通じる精神を最も大事にしていますので、どのようなお方にもお題目をお書きしています。

神社と仏閣を分けてご朱印帳をご用意頂くのも確かに良いですし、また各宗分けられるのも良いと思います。法華関係で分けられるのでしたら、「御首題帳」となされてお題目だけを集める帳面をご用意頂くのも良いと思います。それぞれ1冊の帳面を通して、比較もできますし、とても立派なものになる事と思います。1冊で通してご朱印を集められるのも日付を通して参拝順や参拝先を把握できますので、それも良い事だと思います。

日蓮大聖人は、全ての人々の口に南無妙法蓮華経のご縁をもって頂きたいとの一心に多くの弾圧にも負けぬ命がけの法華布教のご生涯をお過ごしになられました。
日蓮大聖人のお題目をお受けになりたいと言うあなたのお気持ちにきっと微笑まれるでしょう。

必ずや豊かな人生観と良きご縁、御守護を頂けることをお祈りいたします。


2017年01月19日