小牧豊山くらしのニュースで紹介されました

平成30年1月26日に中日新聞 株式会社小牧サービス「小牧豊山くらしのニュース」(発行部数95,900部 小牧市・豊山町・春日井西北部・大口町南部の全域配布)で、妙蔵寺の山主 太田上人のご子息でお弟子でもある太田雄翔(ゆうと)君(16才-現在 日蓮宗の総本山身延山久遠寺で最も厳しいとされる最長7年間の修行に挑んでいます。)が紹介されました。

 


毎年12月31日の大晦日の夜に水行を行っています。参加ご希望のお方は、準備の都合上11月末日までにお気軽に当山までお問合せ下さい。

 

 



修行風景写真=身延山高等学校新聞『法灯』より
身延山高等学校Facebook



先日届いた「くらしのニュース」を読んで、太田住職に総本山久遠寺での修行について少し聞いてみました。


太田住職「総本山身延山久遠寺の本院寮では、大人でも辛く本格的で厳しくも尊い修行が行う事ができるが、しかしその志願する者は、毎年ごくわずかな人数しかいません。高校1年生から大学4年生までの学僧がいます。」


Q.「なぜ雄翔君は、総本山久遠寺で修行しようと思ったのですか?」

 

太田住職「本人が高校進路を決める時に身延山高等学校を選び、総本山久遠寺に入り修行をしてきたいと言いました。私も久遠寺で修行を6年間(当時最長期間)行っていましたが、とにかく厳しくて逃げ出す者が続出で後が絶えませんでした。しかし総本山は日蓮宗僧侶を志す者にとってこれ以上にふさわしい修行の聖地はありません。
日蓮宗の僧侶の資格をいただくための三十五日の結界に入り修行を行う信行道場という場所での修行が身延山で行われますが、それだけでは不足すぎて駄目なのです。
日蓮大聖人様が9年間お過ごしになられた晩年ご安住の聖地には、未来までも魂は身延山に住んでいると仰せになられた随所であり、身延山の空気、山の聲、川の音、日蓮大聖人様ご在世当時からそびえたつ木々、そこに生きる命の輝き、そうした特別な環境に身を置きながら久遠寺での厳粛な法要、読経を行い、それらすべてのものに長期間にわたって修行をしながら触れ、感じる必要があるのですが建物に籠りっきりの信行道場だけでは全てが不足なのです。
私は、日蓮宗僧侶を志す全ての者は、総本山久遠寺に衣食住を置き修行生活を最低でも3年~5年以上過ごす事を宗門が必須としなければならないと個人的に感じています。総本山久遠寺内で修行を行う学僧のことを在院生=(ざいいんせい)と呼び、本院寮で早朝から夜21時30分まで自由時間が無く修行生活をしながら平日の日中(お昼時間以外)は、学校で勉学に励み生活をします。最長7年間の修行に耐えねばなりません。」とのこと。

 

現在、雄翔君は16才で新入生です。在院生の修行の厳しさがひしひしと伝わってきます。身延山久遠寺で修行を志したい人は、住職へ相談を持ちかけてみては?)

 

 

2018年01月29日